リモートアクセスサービス

リモートPCアレイシリーズは、VDI技術を活用して安全・効率的なテレワーク環境を提供する製品群で、企業のIT管理やセキュリティ課題を解決します。小規模から大規模まで対応可能なラインアップが揃っています。

リモートPCアレイシリーズ

VDIとは

VDI(Virtual Desktop Infrastructure)とは、仮想化したデスクトップ環境をサーバに集約し、その環境を利用する仕組みのことです。手元の端末にデータやアプリケーションを入れず、サーバ等にあるデスクトップ環境を利用します。
実際に業務を行う際には、端末で行った操作がサーバで処理され、その結果をネットワークを通じて受け取ります。ネットワーク環境さえあれば、端末や場所に関係なくオフィスと同じ環境のPCが利用可能です。

VDIの仕組み。端末で行った操作の結果をネットワークを通じて受け取ります。

シンクライアントとVDI

シンクライアントシステムでは、ユーザが利用する端末は必要最低限の機能しか持たず、ほとんどの処理はサーバが行います。データ等の資源をサーバ上で一元管理するため、高いセキュリティを維持することができ、在宅勤務やテレワークに適しています。
VDIはシンクライアント実装方式の中の1つで、「画面転送型」に分類されます。

シンクライアントの説明。ほとんどの処理を端末ではなくサーバーが行います。

リモートワークへの活用

自宅PCやモバイル端末を利用

PCの性能や機能にほぼ依存せず、ネットワーク環境があれば利用可能です。

PCにデータは保存しない

データは遠隔地にあるサーバ上に保管するため、情報漏洩防止になります。

管理者による一括管理

ソフトの更新などをサーバ側で一括管理でき、コスト削減、セキュリティ強化に繋がります。

製品の種類

リモートPCアレイ50

省スペースデスクトップ上に5台のPCを集約したRPA専用プラットフォーム製品。
【小規模向け】

リモートPCアレイ100

1Uの筐体に20台のPCカートリッジを搭載した中規模仮想デスクトップ向けモデル。
【中規模向け】

リモートPCアレイ200

1Uの筐体に30台のPCカートリッジを搭載した中-大規模仮想デスクトップ向けの高集約モデル。
【中-大規模向け】

特長

POINT 1

テレワークに最適

PCの稼働状況などが一目でわかり、一元管理が可能です。端末から本製品にアクセスするのみの操作であり難しい操作が不要
POINT 2

コストの削減

一般的なVDIと比較して圧倒的に稼働コンポーネントが少なく、また、ハイパーバイザーが不要なため、保守運用コストを低減。
POINT 3

設計構築期間の短縮

ハイパーバイザーおよびパフォーマンスサイジングが不要なため、一般的なVDIの設計構築期間と比較して約70%短縮(アセンテック社試算)
POINT 4

パフォーマンス障害の低減

1ユーザにつき1PCカートリッジを物理アクセスで割り当てるため、他ユーザの負荷干渉はありません。ハイパーバイザーの利用もないため、パフォーマンス障害の原因の多くを排除。
POINT 5

管理機能(Atrust Chassis Manager)

リモートPCアレイを管理するためのツールです。筐体に直接KVM※を取り付けて管理するLocal ACMと、ネットワーク越しに外部から複数を管理するRemote ACMがあります。GUI又はCLI(ssh)が利用可能です。
POINT 6

容易な拡張

ユーザ数に応じて容易に拡張可能(1シャーシ単位)ホットスワップに対応しており、シャーシ追加時にシステム停止は不要。
POINT 7

シンクライアント化が可能

Resalio LynxはUSBタイプのセキュリティキーです。既存の端末に差し込むだけで簡単にシンクライアント化。
リモートPCアレイと組み合わせることで、セキュアなテレワークを実現。
※オプションにてResalio Lynx USBの付属も可能です。詳細はお問い合わせにてご確認ください。
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